どしゃ降りの雨に
秋の彼岸も明けを待つ25日は天気予報も午後からは雨が酷くなるかもしれないと言っていた。
今年の夏は猛暑日の連続だったので、少しは地表を冷まして欲しくてもほとんど雨が降らなかった。
ところが9月の後半に入るとぐずついた天気の日の方が多くなる。秋の彼岸になると雨の方が普通の天気になる。
その日は落雷の可能性もあるとかで遠くで雷の音がすると心配になる。「1雨1度」という表現があるそうで、毎日のように気温が下がり続けて行くようだ。
今年は日本を直撃する台風が多発し西日本を中心に水害が未曾有の被害をもたらした。地滑りにより山が形を失っただけでなく濁流のように流れ込んだ土砂が家屋を生き埋めのような状態にしている。
我が家のある鎌倉市城廻(しろめぐり)は北条早雲が玉縄城を築いた場所だけあって地盤がしっかりしている。大きめの地震があってもほとんど身体に感じないほどだ。
そんな山岳地帯を切り開いて出来た分譲住宅地であるが場所により水はけも違っている。30年を超えて住んでいると低地にある川が氾濫したことや石段を濁流が流れたことを思い出す。変電所が雪で破損して長期に停電したこともあった。
「想定外」という情緒的表現から「記録的短時間大雨情報」のように即物的な表現方法に変わったのも最近の傾向だ。
今年の台風21号は8月28日に発生し9月4日に徳島県に上陸し列島を縦断して行った。関空(関西国際空港)に壊滅的な打撃を与えたことで歴史に残ることだろう。
25日に感じた「土砂降りの雨」は短時間で済み雷も遠くに離れて行った。台風24号の影響であり関西を中心に大きな被害があったという。
※台風24号が9月29~10月1日にかけて列島を縦断している。9月30日の昼は太陽も顔を出し地域の祭り「大船to大船渡」が中止になったことを残念に思った。ところが15時半に隣接する藤沢市のエリアメールが避難準備情報を出した。高齢者等に避難所に移るように促し、鎌倉市も小学校に避難所を開設している。
夕方から雨が降り始め飛行機や新幹線ばかりでなく東海道線などは20時以降の運行が中止になった。
午後7時関谷小学校区の防災組織ではトランシーバーで情報を伝え始めた。