新しい夏の迎え方
大暑を前にようやく蝉が鳴き始めました。新型コロナウィルスが蔓延したまま今年の夏を迎える訳です。世界中の感染者も一向に減ることなく東京都の感染者数の推移に一喜一憂して来ました。
新しい生活様式を確立するためには様々なことに思いを寄せる必要があります。私自身が後期高齢者であり感染しないようにすることを第一に考えます。しかしながら自宅に閉じ籠っていては健康を害する危険性があります。
公益財団法人日本ダウン症協会の運営委員会と日本ダウン症学会の理事会はzoomを使って開催されています。初めは緊張しましたが回数を重ねることで慣れて来ました。私の場合は公的な活動を続けていることが心身の健康を保つ秘訣になっているようです。会議で他人の話を聞き自分の意見を述べることは間違いなく脳の活性化になっています。
地元でマイタウン玉縄の企画・編集に携わって来ました。取材を通じて知力と体力の両面で効果的です。最近では詩を書くことが多くなりライフワークの趣味にもつながって来ました。
先日は50年来の友人たちとzoomを使ったインターネット飲み会で顔を合わせました。複数の人と同時に会話する楽しみは従来と全く違う知的興奮を呼び覚ますものです。
幸いにして私の住む神奈川県鎌倉市でも城廻(しろめぐり)は小田原北条氏の城址であり鎌倉時代の歴史とは一味違う楽しみ方が出来ます。高低差のある地形が足腰の鍛練には効果的だと思われます。バスを利用して北鎌倉から鎌倉旧市内に行く日常もあります。
いずれにせよ自ら動いて獲得することが第一で、健康にせよ歴史や文化にせよ意欲を持つことが重要だと考えます。漫然と歩くより何かのためという目標があれば呼吸器に障害があることを暫し忘れています。
私の場合は60歳の春から「方円の器」というメールマガジンを発行して来ました。数年前に不都合があり無料で出来るブログの発行に切り替えました。写真を撮り文章を添えてアップします。
こうした活動では鎌倉から三浦半島や藤沢や湘南の界隈の魅力を紹介することにしています。書くことを通じて自己実現して生きている限り他人の役に立ちたいと思うからでもあります。